クレジットカードを使用している人にとって、「リボ払い」はおなじみの支払方法の一つです。しかし、このリボ払いに関しては、よく「やばい」や「危険」などと言われることがあります。一体なぜこのような声が上がるのか?それは本当なのか?この記事では、リボ払いのメリットや危険性について解説し、その利用に警悟する方法を探っていきます。

リボ払いがやばいと言われる3つの理由

もちろん、リボ払いを正しく理解しているなら、便利な利用方法ではあります。
ですが、クレジット初心者ほどリボ払いで失敗することが多いため、ぜひリボ払いの本質を理解しておきましょう。

そもそもリボ払いとは何か?

リボ払いとは、クレジットカードの支払金額を月ごとに定額で割り込んで支払う方式です。たとえば、10万円の購入をしたとしても、月々1万円ずつの支払いとすることができます。他の支払方法と比べて、支払い金額を小さく抑えることができるため、一見すると便利なシステムに見えます。

しかし、リボ払いの最大の問題は「利息」です。リボ払いには高額な利息が設定されており、これが大量の金額を買い物した場合に大きな負担となることがあります。

リボ払いが危険と言われるポイントはコレ!

リボ払いには、以下のようなポイントがあるため、クレジット初心者ほど失敗しやすいと言われています。
悲惨な結果になる前に、ぜひ覚えておきましょう。

1.高額な利息

リボ払いの利息率は、10%から105%の間になることがあり、これはごく普通のローンの金利率よりも高い値です。たとえば、10万円をリボ払いで購入した場合、決済が終わるころには12万円以上支払っていたということも珍しくありません。利息を実感しづらいため、見えにくい負担が増大していくのです。

2.負債の見えにくさ

リボ払いは、每月の支払金額が定額のため、自分の負債金額が増大していることを意識しにくいという警告が出されています。たとえば、10万円貸している場合でも、每月1万円ずつ支払うというのは簡単なことに見えます。そして、それが長期化するほど、結果的に貯金を食いつぶす原因となります。

3.リボ状態のダブルリスク

リボ払いの使用者にとって、無意識のうちにダブルリスクに踏み込んでしまうことがあります。たとえば、月額の支払い金額を低く設定した場合、利息が増大し、事実上、決済に要している時間が大きく伸びます。このため、思いのほか負債の解消がされないまま、新たな購入をしてしまい、無限ループに落ちいる危険があります。

リボ払いを避けるためのコツ

リボ払いの危険性を知った上で、それを避けるためには以下のコツを設けることが重要です。

  1. 使用前に計画をたてる クレジットカードの使用は、この購入に対して自分がどれだけの財源を用意できるのかを明確にした上で決定することが重要です。
  2. 利息を計算する 使用前に利息を実際に計算し、その負担金額を自覚することが必要です。
  3. 他の支払方法を検討する 正規割賦や他の支払方法を検討し、金欠の危険性を抑える手段を考えてみましょう。
  4. 絶対に減額しない 月々の支払金額を低く設定しすぎないことも重要です。利息が増大してしまう危険があるためです。

まとめ

リボ払いは、いち時的に財政的な辞らいを伸ばすために便利なオプションと見なされがちですが、利息の高さや負債の視されにくさにより、結果的に結構な金額を負担する危険性があります。このため、選択する前にしっかりと責任感を持ち、その意義を考えることが重要です。